ビリー・ジョエルは別格

最近、80年代の洋楽がよくCMに使われていて、懐かしい。
私は丁度中学・高校時代で、リアルタイムで聴いていた世代。
今車のCMで流れているブライアン・アダムスの「ラン・トゥ・ユー」は、本当に大好きで、同じアルバム「レックレス(向こう見ず、の意)」に収められていたラブソング「ヘヴン」も何かのCMに使われていました。そういえば、好きすぎてファンクラブにも入ってたっけ。
マイケル・ジャクソンも好きで、ファンクラブに入ってました。
そして、イギリスのポップバンド、デュラン・デュランも好きだった。
ベーシストのジョン・テイラーが超イケメンだったのよね。
と、こんだけ色々書いておきながら、今となってはあの頃の音楽をわざわざ聴こうと思わない。今では20年以上も前の曲が、とんでもなく時代遅れで、音を出して聴くのが気恥ずかしい気がして。
でも、ビリー・ジョエルだけは別格なんです。
ビリー・ジョエルはもちろん80年代に聴いていました。
80年代に出したアルバム「イノセントマン」には、明るくてうきうきするようなヒットナンバーがいくつも収められています。
でも、彼の楽曲の素晴らしさに改めて気が付いたのは、実はここ数年。
私が洋楽に夢中になる少し前の彼のアルバムにこそ、時代を超越して感動させる名曲がいくつも詰まっていて。
「オーネスティ」「素顔のままで」など、誰もが必ずどこかで耳にした名曲は、彼の20代の頃の作品。そのクオリティは、20代の若者が作ったとは思えない程高い。
今になって、一人でじっくり聴きたいただ一人のアーティストです。